米国のコロンビア特別区連邦地裁は１０月３１日、出版大手のペンギン・ランダムハウスによる

同業大手のサイモン＆シュスターの買収計画について、司法省（ＤＯＪ）がクレイトン法７条に

基づき同計画の差止めを求めていた訴訟で、両社の統合はベストセラー本の出版権を巡る競争を

阻害し、著者や読者に不利益をもたらすとして同計画の差止めを命じる判決を出した。