欧州委員会は１４日、グーグルがデジタル広告技術分野での支配的地位を濫用し、オンライン広告の

仲介スキームにおいて、広告主や媒体社が同社のアドエクスチェンジサービス（ＡｄＸ）を利用するよう

不当に優遇し、競合他社の同様のサービスの運営を困難にさせたとして、同社に対し、ＥＵ競争法違反の

疑いでＳＯ（異議告知書）を送付したことを明らかにした。なお本件について、欧州委で競争政策を

担当するベステアー上級副委員長は、グーグルの違反が認定された場合は同社のオンライン広告事業の

一部売却を求める可能性について言及した。