公正取引委員会は２２日、食品大手の日清食品が、即席麵（計５商品）の販売に当たり、自社で設定した

小売業者が販売する際の価格を引き上げた際、小売業者に対し、自ら又は取引先卸売業者を通じて、通常時

及び特売時のそれぞれにおいて、当該価格まで売価を引き上げるよう要請していた行為が独占禁止法違反

（再販売価格の拘束）のおそれがあるとして、同社に対し、前記行為を取りやめるとともに、今後は同様の

行為を行わないよう求める警告を行った。