公正取引委員会は１３日、動物用医薬品卸会社のアグロジャパン、小田島商事及びＭＰアグロの３社が、

山形県等が発注する家畜用ワクチンの納入を巡って談合を行っていたとして、独占禁止法違反（不当な

取引制限）で、３社のうち違反行為を自主的に申告したＭＰアグロを除く２社に対し、排除措置命令及び

課徴金納付命令（総額５６７万円）を行った。なお、公取委は上記の法的措置と併せて、事業者団体の

全国動物薬品器材協会に対し、独禁法の周知徹底を動物用医薬品の卸売業者に行うよう要請した。